女性が管理職として活躍するために
金曜日, 10月 28th, 2016女性管理職の数を増やしていこうという国主導の呼びかけにより、各企業で優秀な女性を管理職に抜擢するケースが増えてきています。女性管理職の強みは、女性ならではの心遣いや、繊細で確実な仕事ができるところだと思います。
女性側としては評価されることは嬉しいものの、部下のほとんどが男性という職場も多いですよね。
女の自分では反発されるのではないか、男性部下に受け入れられるにはどうしたいいのかという、新たな人間関係への心配が発生する可能性も否定できません。
しかし、こうしたケースでは自分自身が男社会のマインドに絡め取られていることがあります。男に負けてはいけないと思って行動するあまり無理をしてしまったり、今度は同性から反発を受けたりする可能性があるのです。
それまでは普通の女性だったのに、急に男性のようにバリバリ働く人間にスイッチングすると、そのことをしっかりと女性サイドは見ています。しかも、男性部下の反応ばかりを気にしているとそれも伝わり、女性社員から反感を買う恐れがあるのです。
加えて、自分が上司であることに引け目を感じていると、それは必ず相手に伝わってしまいます。
そうなると、何かあった時に「やっぱり女だからね」と思われる原因になってしまう可能性があるのです。
自分自身を信じて「いい上司であろう」と考えるようにするのが、最も良い方法でしょう。
男女という枠を外して、人間関係を一から築いていくのも方法の1つです。そうすれば、男も女も平等に扱う上司として評価されるようになります。